Q-END活用奮闘記-1
デッキ開発の記録、その1.
唐突過ぎるとな？ いやまあそのとおりなのですが……気にしないでください
で、話は変わりまして、私は、デュエマの中だと、Q-ENDが一番好きなカードなんですよ。正直な事を言うと、強くはない。呪文を唱えたとき、墓地からその呪文より小さい呪文を唱える、って強そうな能力なんですけどね……。
1. 能力の確認
まず、当然のことながら、使いたいカードがある場合、まずはその能力を知らなければならない。Q-ENDは表面が5コストのフォートレス、裏面は11コストのクリーチャーの水のドラグハートである。
表面のフォートレス、《超龍素要塞エビデシュタイン》の能力は、呪文のコスト1軽減のみ。龍解条件はターンの終わりに、そのターン3回以上呪文を唱えていること。
裏面のクリーチャー、《ν・龍素王 Q-END》の能力は、呪文に対するアンタッチャブルと、自分が呪文を唱えた時、墓地からその呪文よりコストの小さい呪文を唱えられる、の2つ。
表面の能力は龍解条件と繋がっており、使い勝手は悪くはない、が、それは本体ではない。本題は裏面の、呪文の連鎖能力である。唱えた呪文が山札の一番下に戻ってしまうのはイマイチではあるが、それでも連鎖能力は凄まじい。
例えば、7コストの呪文を唱えたとしたら、6,5,4,3,2,1と連鎖させて、手札を消費せずに追加で21コスト分もの呪文を唱えることが出来る。また、ここまで大仰なことをしなくとも、シールドトリガー(ST)で発動したサイバーブレインからサイバーチューン、スパイラルゲート、ガードグリップと繋いで、1バウンス6ドロー2墓地肥やしという芸当をするなどの芸当も可能になり、夢は広がる。それ以外だと、龍素知新は、コスト7の呪文を唱えられるため、龍素知新→コスト7呪文→連鎖で龍素知新→コスト7呪文……というような事もできる。
2. 相性の良いカード
1.名目コストの高い呪文(例：金色証明、ギラングレイル、各種重量級ST、アタックチャンス呪文)
さっきも書いたが、Q-ENDの能力は、元の呪文のコストが高い程、唱えられる幅が広がる。例えば、金色証明の場合、名目コストは8なモノの、マナ武装の達成によって実質コストは3まで下がる。だけども、名目は8の為、連鎖でかの《英知と追撃の宝剣》などを唱えることが出来る。ギラングレイルの場合、シンパシーでコストが下がるにも関わらず、名目コストは12の為に、連鎖で除去とシールド焼却を兼ねる《超銀河弾HELL》などを唱えることが出来る。
2.コストの高い呪文(例：インビンジブル系、ティラノ・リンク・ノヴァなど)
上と基本的には被るが、別にコスト軽減が出来なかったとしても、13,14コストレベルの呪文を唱えた直後に連続で呪文が飛んでくるだけでも結構な威力を発揮する
3.呪文のコスト踏み倒し能力を持つカード(ダイスベガス、龍素知新、サイクリカ他)
呪文連鎖の起点が踏み倒しである場合、さらに稼げるアドバンテージは大きくなる。サイクリカなどの墓地から呪文を踏み倒す能力の場合、Q-ENDを活用するための墓地肥やしの中で起点が墓地に落ちても問題が無くなる。また、《龍素知新》、《目的不明の作戦》などの、呪文で呪文を踏み倒す能力を持っている場合、その呪文事態と唱えた呪文の両方が呪文の起点となるため、稼げるアドバンテージは大きい。
また、スマッシュバーストも該当する。とくに、《鳳翔竜騎ソウルピアレイジ／高貴なる魂炎》や《阿修羅ンチュラ／傀儡が来る》などの、高コストスマッシュバースト持ちは、アタック時に同時に踏み倒し連鎖を始められる為強力
3.考えられるコンボ
以上のようなモノが、相性の良いカードな訳だが、打ってみたくなるコンボには何があるだろうか？
- コスト7の超次元呪文から連鎖させ、スーパー・サイキック・クリーチャーを成立させる
- 《ロストソウル》→《魔天降臨》→《龍素知新》→《ロストソウル》もしくは、《神々の逆流》→《ロストソウル》でオールランデスとオールハンデスを決める
- 《崩壊と灼熱の牙》→《勝負だ！チャージャー》→《無限掌》でのアンタップキラーかつ相手クリーチャー破壊時ランデスの疑似バジュラ作成
- 《龍素知新》→《目的不明の作戦》→《英知と追撃の宝剣》→《トンギヌスの槍》→《龍素知新》とくりかえして、ランデス、盤面破壊、シールド除去を同時に行う
- 《インビンジブル・フォートレス》→《超銀河弾HELL》→《闘うべき時!!》で、シールドを全て焼却しエクストラウィン
などを考えてみる。とはいえ、スーパーサイキックを出すだけなら、ストームで良くない？ となるし、もっと派手なものが適しているだろう……。
以上、Q-ENDを使う以上考えるべき、Q-ENDの採用理由。(結局アマテラスループ、は禁句)
文体……ぇ……
